奈良漬の歴史

奈良漬が生産されるまでの歴史

The Origins of Narazuke

奈良漬生産量日本一の徳島県

奈良時代の平城京にそのルーツがあり、当時は上流階級の高級食だったといわれています。江戸時代に奈良の漢方医・糸屋宋仙がしろ瓜の粕漬を「奈良漬」として売り出し、幕府への献上や奈良を訪れる旅人により、全国に普及し、庶民にも愛されるお漬物になる。昭和時代に「奈良漬」の原料となる「しろ瓜」の栽培が日本一盛んな徳島県で「奈良漬」製造量も日本一となり、現在も奈良漬の生産量は日本一になっています。

Producers of Narazuke

奈良漬の歴史

明治・大正時代は当時盛んだった藍作に励み、藍作衰退後昭和初期に九代目当主田中民二が「阿波たくあん」製造を始めた。昭和五十三年、十代目当主田中忠義が辰巳屋食品株式会社を設立し、「奈良漬」製造を始める。徳島県産の奈良漬の生産を拡大、平成二十四年、十一代目当主田中民夫が代表取締役に就任

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The Mission of Food Culture

第11代目当主
としての使命

万葉の時代より受け継がれてきた「奈良漬」は、漬物の王様と称され、上流階級から庶民まで広く愛された歴史があります。日本の食文化の一端を担ってきた「奈良漬」を、先人から受け継ぎ未来の日本に残すことが私の使命と考えています。

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